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顎関節症の診断

診断の前に行うこと

正確な診断を行うために
正確な診断を行うために

まずは電話にてお問い合わせください。

資料を郵送しますので、出来るだけ詳しく記入して下さい。

来院頂き、問診を10分程度行います。

顎関節症の治療を行うには、まず最初に診査・診断をしっかりすることが重要です。
体のどこが痛いのか、どういう症状が出ているのか、そういう資料を確実にそろえることから始めなければなりません。

治療法についてはまず最初に診査・診断をしっかりすることから始まります。
体のどこが痛いのか、どういう症状が出ているのか、そういう資料を確実にそろえることから始めなければならないのです。

もちろんその中には問診が入ってきます。問診は10分程度です。

いらっしゃる場合には必ず事前にお電話をください。
資料をこちらからお送りします。
その中の診療申込書を必ず詳しく書いて下さい。紙面が足りなければほかのノートなどに書き足してください。

症状の経緯

痛みはいつから出てきたのか、どのような経過をたどったか。
これまでにどこかで治療を受けられた場合、おおよその日付で時系列にまとめたもの。

医療関係者の連絡先

治療のためにかかった医師、歯科医師、治療師等の連絡先

薬の情報

現在服用中の薬、過去に服用していた薬の情報
(どなたから、どのような理由で処方されたかもわかる範囲で詳細に記載して下さい。)

検査情報

他の診療所、医療施設でレントゲンや臨床検査・診断を受けられた場合、その写真データや検査結果を当院まで送ってもらうよう手配

顎関節症の診断

触診
触診

上と下の歯を長時間接触させる癖のある方は、顔の筋肉が働き続けているため疲労してしまいます。
加えて、顎の関節も押さえ込まれる状態になる為、顔を触診すると痛みを感じます。
当院では、顔の周りの痛みというものをチェックシートを使ってどこが痛いか、ここが痛いかというのを全部マーキングし、また痛みのパターンなども考慮し診断をくだします。

咀嚼筋、舌骨上筋群の触診

こちらの問診票 を基に触診していきます。

顎関節の痛みの把握
顎関節の痛みの把握

顎関節は、下顎の付け根部分にあり、耳の前を触りながら口の開け閉めをしてみてください。
関節が動いているのがわかると思いますが、これが顎関節です。

痛みを感じている箇所を正確に示せる場合、顎関節症の可能性は高いと言えます。

顎関節周辺に痛みがある場合や、こめかみ・頬が痛むこともあります。

開口路、開口量の観察

患者さんの症状を、医師の判断する徴候を結びつけるうえで、大変重要なヒントとなります。
お口をあいている量が42ミリ以下の方、もちろん性差はありますし、体格差はもちろんあります。
目安として平均的に42ミリ以下の方は、「顎関節症の疑いがあるのでは?」という考え方を持ったほうがいいと思います。

パノラマ/顎関節X線診断

画像で顎の状態を確認し、安定した位置へ誘導して、そのデータに基づいて咬合器に伝達することでスプリントを作成します。

MRI

MRIの検査データは、顎関節の動きを知り、診断を下すうえで欠かせない情報です。

口腔内写真

お口のなかの状態を写真撮影します。